食事が怖い ~ある女性の話~

公認スポーツ栄養士の松田です。


今回はある女性の話。


そのかたは神経質そうな感じの方で、時々どこかに心がいってしまうような素振りがあり、活発にみせようとしてはいるのですが、実際はすぐに体調を崩し、寝込んでしまうこともありました。


あるときに私のパーソナルセッションを受けていただくことになりました。


それから2年。表情が柔らかくなり、ニコニコ笑い、元気に好きなことが出来るようになった女性がいました。そして彼女はこう言いました。


「食べても太らないんですね」


食べること=太ること=怖い


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それがその方の価値観だったのです。価値観がそのままの時は栄養学に基づいた話をいくらしても価値観が違うから受け入れられませんよね。だから受け入れらる事を模索し、価値観が自然と変化するまで根気よく一緒にセッションを続けました。ジェスチャーはいつもより大げさな感じにしていました。


そして価値観が変わりつつある今、でた言葉が


「食べても太らないんですね」


だったのです。時間はかかるかも知れませんが、自分で掴みとった自信は何よりも勝ります。人間ですから時々行ったり来たりはするでしょう。でも前に少しずつでも進んできたから今にたどり着けたのでしょう。


その人の力が自分で出せた時、人はとてもよい表情になるなと感じています。